マンガの上達で大切なこと
今月、大阪・日曜のマンガ教室を訪問しました。
このマンガ教室では、マンガ上達の方法として大切にしていることがあります。マンガの上達にはノウハウやコツ、あるいは模写という理屈もありますが、冷静に考えるとどれも違うかもしれません。
- マンガ上達にノウハウやコツが違う理由
ノウハウやコツは、書店に行ってマンガの描き方コーナーに行けば、無尽蔵にノウハウやコツが書かれている本があります。しかし、読んでも絵が上手くなるわけではありません。また、独創性のある物語が描けるようになる訳でもありません。やり方がわかっても、それが応用できなければ、できるということにならないので練習も必要です。練習方法も必要です。マンガの上達にノウハウやコツはひとつの要素ではありますが、それがあれば上達するというものでもありません。
- マンガ上達に模写が違う理由
そもそもマンガとは、イラストではなく、ストーリーマンガの事です。ストーリーマンガを描くには画力だけでは描けません。物語を作る独創性から始まって、それをどのように表現するのか、細かい技術・方法を学ばなければなりません。従って、模写で画力は上がっても、マンガの上達ということに関しては、一つの要素でしかありません。
日曜マンガ教室の上達する方法とは
この講座、なかなか特殊な講座です。
理由は、次々にストーリーマンガの作品が作られているからです。同時に、学生の受賞者も出て来ています。なぜ、そんなことが起こっているのでしょうか。
それは、マンガの上達する方法として、この講座では第一に「まず、作品を仕上げる!」という支援を大々的に行う方法なのです。
考えてみてください。
ストーリーマンガを描きたい場合、絵が上手くなってからとか、ノウハウやコツの書籍を把握してからとか、あるいは、うまく話がまとめられないので数年経ったとか、いろいろな理由があって作品を作らないで、絵の勉強をし続けても・・永遠にストーリーマンガを作ることなんて、できないと思いませんか。
このマンガ教室では、「まず、作品を仕上げる!」という支援を大々的に行う方法を取っているのです。
どれだけの初心者さんだとしても・・ですよ、考えてみてください。
何か、描きたい物語があるからこそ、マンガ教室にやって来たわけです。だから、描きたい物語がぼんやりとでもあるのです。そこで、どれだけ画力がなくても、或いは、独創的でない物語だったとしても、作品を最初に仕上げる過程で、学ぶべきことをすべて学んでしまうという方法を取っているのです。
私たちはこのやり方は実は、実践的なのですが、もっとも早くマンガが上達する方法として、バックアップ体制を取っています。
実際に来て、体験してみてください!!
マンガの上達の速度の速さがわかると思います。
ぜひ、マンガ教室へお越しください。